

用途 | 従業員への慰労品 |
ギフト商品 | 神戸牛・松阪牛のすき焼き肉 |
同封物 | 似顔絵付き手紙 |
お届け先 | 正社員と一部派遣社員の自宅(108名様) |
福岡県で、小麦粉やライ麦粉の製粉などを行う大陽製粉株式会社。
1943年に創業し、今年創立80年を迎えた歴史ある企業です。
2022年の年末に、弊社の慰労品ギフトサービスをご利用いただきました。
実施の背景や、従業員の方からの反応について、代表取締役社長 鹿野様と総務部の入江様にお話を伺いました。
年末の慰労品ギフトは、どんなきっかけで実施されましたか?

<鹿野社長>
当社では、コロナ以前は、ほぼ毎年 忘年会をしていました。
忘年会が、日頃の感謝を伝え一年の労をねぎらう良い場になっていましたが、コロナ禍は忘年会が開催できません。
「年末に、何か忘年会の代わりになるものはないか…」と探していたときに、この慰労品ギフト企画を知りました。
普段の年末は社員に「クリスマスケーキ」や関連会社のパン工房の「シュトーレン」などを贈っていましたが、2022年末はそれに加えて「すき焼き肉」を贈ることにました。
12月23日にサプライズプレゼントとしてお届けし、クリスマスイブに食べてもらえるようにしよう、と決めました。
豪華な年末ですね。サプライズの反応はいかがでしたか?
<鹿野社長>
サプライズは、あえて幹部にも一切知らせず、私と担当の入江の2名だけが知る企画として進行しました。
無事にクリスマスイブにお届けが完了しましたが、当日の反応はとても大きかったです。
届く直前に、宅配会社からのお届け通知などで知った社員もいて
「社長から、うちに宅急便が届くことになっているみたいなんだけど…何!?」
「まさか、詐欺ではないよね!?」
など、社内でちょっとした騒ぎになりました(笑)。
総務部長や課長にも問合せが入ったようですが、その2人にも秘密にしていたため、誰も知りません。
従業員のみなさんを驚かせる、いいサプライズプレゼントになったと思います。
<入江さん>
社長の他には、総務部の私しか知らない企画だったため、秘密を隠し通すのは少し大変でした。
普段のやりとりも、周囲に聞かれないように携帯電話で別室に移動して行うなどしていました。
サプライズの贈り物なので、問合せや反響は予想していましたが、想像以上でした。
周囲に気づかれることなく、サプライズでのお届けを完了でき、企画に携わった一員としてホッとしました。
プレゼントへの反響はいかがでしたか?
<鹿野社長>
たくさんの社員から、お礼の連絡をいただきました。
お届け日の夜のうちから社員からLINEが届き、メールや電話が来たり、会社でお礼を言ってくれたりしました。
当社では、しばしば社員にプレゼントを贈っているのですが、今までと比べても、大きな反響でした。
サプライズギフトという点や、年末のすき焼き肉、似顔絵付きの手紙、などという特長もあってか、余計に喜んでもらえたのだと思います。
こちらは、その日の夜に、一人の社員がコメントを添えてLINEで送ってくれた写真です。
「お疲れ様です。お肉ありがとうございました! おいしくいただきます。似顔絵最高です」

従業員のみなさんが、ご家族や大切な方と一緒に喜んで美味しく食べてくれていることを、とてもうれしく感じます。
今回のギフトは、大陽製粉と関連会社の社員に加えて、本社で長期勤務してくださっている派遣社員の方にも贈りました。
派遣社員の方の中には、わざわざ私の席まで来て、涙ぐみながらお礼を言ってくれる方もいました。
コロナ禍を一緒に過ごし頑張ってくれている方々に、私も日頃の感謝を示すことができました。
ギフトに「すき焼き肉」を選ばれたのはなぜでしょうか?

<鹿野社長>
選べる商品はいろいろありましたが、ご家族で仲良く鍋を囲んで食事を楽しんで欲しいと思い、すき焼きのお肉を選びました。
年末年始はお休みがある方が多く、ご家族でゆっくりと団らんができる時期です。
日頃は離れて暮らしているご家族も、帰省して集いやすくなります。
そんなときに、みんなで鍋を囲んでもらえたらと「神戸牛・松阪牛のすき焼き肉」にしました。
ちょうど、資源高や物価高もあって、牛肉は手が出しにくい値段になっていたため、とても喜んでいただけました。
同封のお手紙や似顔絵への反応はいかがでしたか?
<鹿野社長>
実は当社では、コロナ禍の間、従業員やそのご家族に向けて4、5回お手紙を送っています。
初めて送ったのは、最初の緊急事態宣言のすぐ後でした。
当時は、感染への不安や、外出や買い物ができなくなる不安から、さまざまな食品がスーパーの棚から消えました。
ホットケーキミックスなども買えなくなっていました。

大陽製粉は、食に携わる企業であり、小麦粉の製粉などを行っています。
ホットケーキミックスは、自社ブランドの商品としては作っていませんでしたが、従業員のために急遽作ることを決めました。
そして、そのホットケーキミックスにお手紙を添え、従業員の自宅とお取引先様にお送りしました。
いろいろと伝えたい思いがあり、長文のお手紙になってしまったのですが、その手紙を見て、一人の従業員の娘さんが、お返事をくれました。
「父が、従業員とその家族までちゃんと大事にしてくれる会社で働いていることを、誇りに思います」
というような内容でした。
うれしかったですね。

それ以降も、新型コロナは第2波、第3波と続いたため、私も要所要所でお手紙を添え、贈り物をしていました。
その締めくくりが、今回のアデリーさんの年末慰労品企画でした。
いつも手紙を書くと、熱量がこもりすぎて文章が長くなってしまうんですが、今回はサプライズの企画。
似顔絵もついたフランクな形式なので、シンプルな文章で送りました。
その分、社員としても重々しく受けとる必要がなく、サプライズという企画性が活きたギフトになったんじゃないかな、と思います。
似顔絵も、「似ている」とか、「盛りすぎ(笑)」とか、あちこちから感想をもらい話題のネタになりました。

ギフトは私の自宅にも送っており、私を支えてくれている家族に受け取ってもらっています。
妻は、似顔絵を見て
「似顔絵は、あまり描いてほしいと思わないけど、こんな感じだったらいい」とイラストのクオリティを絶賛していました。
そして、手紙を両親の仏壇に供えてくれていました。
妻は、私が折に触れて従業員やご家族に向けて書く手紙を、亡くなった両親の仏壇にいつも供えてくれ、その後も大切に保管してくれています。
私が従業員へ手紙を添えて贈り物をしているのを、経営者の妻として誇らしく感じ、応援してくれているようです。
そんな家族の応援や支えも、うれしく思っています。
お話から、お手紙があるからこそ、しっかり気持ちが伝わることを感じます。
<鹿野社長>
コロナ禍は大変な期間でした。
しかしその期間に、手紙を通じて、自分の思いを社員やそのご家族に直接伝えていくことができました。
それらを通じて、社内でも
「人を大事にすることの大切さ」
「感謝する文化」
が醸成されてきているように感じ、うれしく思っています。
何か行動を起こすとき、100やったことに対して、10しか見返りがないこともあります。
しかし、少なかったとしても、決してマイナスが返ってくることはありません。
行動を躊躇するよりも、相手のためになることなら、まず何でもやってみよう。
自分が起点になって「善の循環」を回しにいこう。
そういったことの大切さを、これらの取り組みを通じ、社員が感じてくれているんじゃないかと思います。
アデリーのギフトサービスのご感想を教えてください。
<鹿野社長>
とても満足しています。
商品も、たくさんある選択肢から選べましたし、当社の社員があたたかい気持ちで年末を迎えられたことに、感謝しています。
年の瀬は、どの企業も忙しい時期です。
また、お歳暮などで宅配便も届きにくくなります。
きっと準備も配送も大変だったのではないかと思いますが、完璧に届けていただきました。
最後に、今後のご計画についてお聞かせ下さい。
<鹿野社長>
今までも、社員にはさまざまな贈り物をしてきたため、みんな「次は何だろう」と期待しているようです(笑)。
ハードルが上がってしまいますが、今後のギフトも相談にのってください。
貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
社員やそのご家族を大切にし、お取引先を大切にする大陽製粉様の思いや工夫が大変勉強になりました。
ぜひ今後も、思いのこもったプレゼントのお手伝いをさせていただければと思います。
~ アデリーならではのポイント ~
●似顔絵付きの手紙
無料で似顔絵を作成し、ご指定の文章と組合せてデザイン。ギフトに同封します。
●サプライズギフトのサポート体制
各種のご相談にお答えし、御社内で周囲に気付かれないよう、特別な形で進行します。
●厳しい配送管理体制
納期通りに確実にお届けするため、業界標準以上の細かい出荷配送の追跡を行っています。
*このサービスは、こちらのページで詳しくご紹介しています。

【会社概要】
・会社名:大陽製粉株式会社
・事業内容:製粉事業・食品事業・飼料事業・サイロ事業
・本社所在地:福岡県福岡市

北海道に次ぐ小麦の生産量をほこる福岡県で、地域に根ざし、今年創立80年を迎えた大陽製粉。こだわりの原料で、こだわりの製品づくりを行っています。
承け継いできた技術や経験に加え、最新の設備や技術も導入。海外のネットワークも活かし、創意工夫と小回りを利かせた対応でチャレンジを続けています。